昆虫道傳説

色々なところで出会った昆虫類を紹介していきます。

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蝶の里公園 (4月中旬編・1日目のうちその3)

今回は蝶の里公園の4月中旬編、1日目のうちのその3です。

この蝶の里公園には今シーズン、今現在ですでに20回足を運んでいますが、画像整理や不明種調べが殆ど進まず、今回ようやく、今シーズン2回目の分のうち、その3の分を整理できましたので、ここにアップするものです。

この日の概況(【速報】)はTOPページからの「お知らせ・情報掲示板」のスレッド35にも掲載をしております。


当日はおおむね晴れ模様でしたが、少し風の強い1日でした。

機材は Canon EOS 1D MarkⅢ+ Sigma APO Macro 150mm F2.8 EX DG HSM + 1.4×テレコン使用での手持ちによる撮影です。


20090802_i22.jpg


さて、最初から大変に悩む個体です。
撮った時から、ニホンカワトンボ君かアサヒナカワトンボ君かどちらなのか、大変に迷っておりました。
手持ちの図鑑や資料などを様々に見てみました。
アサヒナカワトンボ君であれば、初めて会う種類となります。

「日本産トンボ大図鑑」(重版・講談社)、「原色日本トンボ幼虫・成虫大図鑑」(北海道大学図書刊行会)、「日本産トンボ幼虫・成虫検索図説」(東海大学出版会)などまたその他の図鑑のプレートなどのカワトンボ君のプレートを全て見る限りでは、アサヒナカワトンボ君の♀のやや未成熟個体と言う個体が一番合っていますし、そのものと言う感じです。

ただ、アサヒナカワトンボ君は旧名ニシカワトンボ君で西日本に生息する種類であるために、この埼玉県に生息するのかどうかの違和感が残ります。

また識別点として、アサヒナカワトンボ君は
①ニホンカワトンボ君より小さい
②翅の中間くらいに不透明斑がないか、小さい
③複眼の幅が胸部とほぼ同じ
④翅の先端がどちらかと言うと丸みを帯びている
⑤翅先端の斑がどちらかと言うと小さい

などの特徴があるようですが、これは両方の個体を見比べてみないとわからない事でもあります。

ただ、②に関して、この写真の個体には不透明部分は存在しないですし、④に関して、翅の先端部分も丸みを帯びているようでもあります。

ここに今現在では、「アサヒナカワトンボ君(♀、やや未成熟個体)」としたいと思います。
ただ、生息域に関しては違和感や疑問もありますので、引き続き調べて行きたいと思います。

追記(10月19日)
その後の調べで、HP「故郷・埼玉のトンボ」さんのカワトンボ君のページで最近の知見が掲載されていました。
どうも、埼玉県に生息するカワトンボ君はDNA解析によって、山間部寄りに生息する種類はアサヒナカワトンボ君で、平野部寄りに生息する種類はニホンカワトンボ君であることが解明されたようです。

その新知見を元に考えるならば、やはり、この個体はアサヒナカワトンボ君であると考えるのが妥当であると考えられます。


20090802_i23.jpg


上と同じ個体のアップ写真です。


20090802_i24.jpg


こちらのハチ君も大変に微妙で現在不明のままです。


20090802_i25.jpg


こちらの個体も大変に微妙ですが、普通に考えるならば、ニホンカブラハバチ君です。
しかし、翅の色合いが大変に薄いのが気に掛かります。


20090802_i29.jpg


ハリカメムシ君です。
ここでは個体数こそは多くはないですが、通年いくらか見られます。


20090802_i28.jpg


コマバムツホシヒラタアブ君です。
このアブ君はこの頃気になっていた種類でしたが、なかなか会う機会がなく、この時にようやく初めて会う事が出来たものです。


20090802_i27.jpg


こちらも上と同じく、コマバムツホシヒラタアブ君です。
葉っぱの影からちょこんとお顔を出した瞬間でした。


20090802_i26.jpg


アカハネムシ君です。
この時に初めて会った種類でしたが、その当時、いつもお世話になっている、hitakijo さんからお教えを頂き、わかったものです。
この時は数えるほどでしたが、複数の個体が見られたと記憶しています。


20090802_i31.jpg


ベニシジミ君です。
春先は大変に多くの個体が見られた様に記憶しています。


20090802_i30.jpg


ヒシバッタ君です。
ヒシバッタ君にも様々な模様の個体がいますし、また種の変わる事もありますので、注意が必要ですが、こちらの個体は一般的なヒシバッタ君ではないかと思われます。


20090802_i34.jpg


地面にいた、ヒメウラナミジャノメ君です。

その3はこのあたりですが、やはりいつもの如く、不明種が残ってしまいました。
不明種に関してはいつの日か、偶然にわかる事もありますし、なかなかわからないままの場合もあり、それこそ様々ですが、更に調べて行きたいと思います。


次回は引き続き、その4へと続きます。







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  1. 2009/10/18(日) 19:54:13|
  2. 昆虫
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

初見のトンボくん

やはり興奮しますよね^^私は今年はマユタテアカネとハラビロトンボぐらいですかねー。嬉しかったですね~♪
  1. 2009/10/19(月) 03:40:58 |
  2. URL |
  3. どりさま #YhxRTNrk
  4. [ 編集 ]

よくも ここまで

おはようございます。
イヤイヤ、「更新されたばかりだから・・・」と油断していたら、今回は早かったですねぇ~!
 といっても、今朝はじめて拝見した訳ではなく、一昨日夜には気付いていました。

1~2枚目は、「アサヒナカワトンボ」ですかぁ~!
私だったら、「ニホンカワトンボ」でさっさと片付けてしまったでしょうね(汗)
そもそも、私の持っている小さな図鑑には、アサヒナカワトンボなんて載っていないし・・・

それにしても、2枚目はかなり近づきましたね。
カワトンボ類は、季節や個体にもよるのでしょうが、なかなか近づかせて呉れないので、
こんなことに感心してしまいます。
 よしの88さんの場合は、APS-H に 150mm+1.4 倍テレコンで、
  150×1.3×1.4=273mm 相当、
 私の場合は、フォーサーズに 150mm 単体で、
  150×2=300mm 相当、
 ということになり、トリミングなさらないよしの88さんが、
 対角線長が同じになるように引き伸ばしたときに同じ大きさに見えるように撮るには、
 私より少し近づかなければならないんですよね。

ベニシジミとヒメウラナミジャノメは何回も撮っていますが、
ハリカメムシとヒシバッタは撮ったことがある程度、
コマバムツホシヒラタアブとアカハネムシは撮ったことがあるかも知れないが、
 名前には辿り着いていないだろう、
2種類の蜂に至っては、多分見たこともない・・・ってところです。
  1. 2009/10/21(水) 09:47:41 |
  2. URL |
  3. メカロク #zZMaDTMA
  4. [ 編集 ]

どりさま さん

こんにちは、いつもありがとうございます。
また、お返事が大変に遅れ、誠に申し訳ありません。

このトンボ君、撮った当初から実際にどちらなのか、ずっとわからないままではっきりとしなかった個体でもありました。

今回更に様々に調べてみて、アサヒナカワトンボ君であるという結論に達し、6ヶ月の時間を経て、ようやく初めて会ったトンボ君と言う嬉しさが感じられました。

また、貴殿におかれましては、大変にお忙しいかと思いますので、なかなか難しいですね。
マユタテアカネ君とハラビロトンボ君、このハラビロトンボ君はうちはあまり会う機会のない種類でしたが、やはり今シーズン初めて会った種類でもあり、印象的です。

特に今シーズンは春先から今現在に至るまで昆虫類に専念すると決めた事もあり、その上、特に注意する種類として、チョウ類・トンボ類を筆頭にして見て来ました。

その中で、日本一のトンボ王国である、静岡県磐田市の桶ヶ谷沼に3回行ったことと、トンボ君の多くいるであろう場所に努めて行ったこと、またこの蝶の里公園でも通期見て行くことで多くのトンボ君が見られたことなどもあり、初めて会う種類がかなり多くいました。

今シーズン、初めて会った種類の具体的な種類数は数えていませんが、多分にして20~30種類以上は記録したのではないかと思います。

それだけに今シーズンは、トンボ君づくしであったと言っても過言ではない年になったと思います。
  1. 2009/10/23(金) 14:57:50 |
  2. URL |
  3. よしの88 #a0J2.lfM
  4. [ 編集 ]

メカロク さん

こんにちは、いつもありがとうございます。
また、お返事が遅れ、いつもながらに誠に申し訳ありません。

さて、今回はそうですね、少し更新を早くしてみました。
実際にこの4月中旬編・1日目のシリーズはあと1回、「その4」までありますので、「その4」も近々アップする予定です。

更新はまさにその時その時バラバラで、すぐに更新出来る時もあれば、全く更新できない時もあり、なかなか難しいところです。

本当は何日、1週間、2週間など定期的に更新が出来るのが理想なのですが、色々な事があって、うまく行かない状況です。

さて、1、2枚目の写真のトンボ君、この写真を撮った当初からニホンカワトンボ君なのか、アサヒナカワトンボ君なのか、はっきりしない状況が続いており、撮ってから6ヶ月の時を経て、ようやく何とかはっきりしたのかなと言う感じです。

トンボ君に関しては様々に図鑑や資料を揃えるようにし、その全てを見て検討をしても難しいという種類や個体がどうしても存在します。

いわば個体差と言う事になるのかと思いますが、そう言ったところもまた興味の尽きないところなのかも知れません。

アサヒナカワトンボ君は旧名「ニシカワトンボ」君と言いまして、最近のDNA解析によって名称が変わった、カワトンボ君です。
おおむね、アサヒナカワトンボ君のお名前で載っていなくても、ニシカワトンボ君のお名前で載っていると言う可能性もあると思います。

そして2枚目ですが、この時は運が良かったのではないかと思っています。
カワトンボ君の系統は確かに近寄るのは大変に難しいと感じております。

うちの場合はまず気が付いた時点で遠くても撮る事、そのまま低姿勢でゆっくりと近付きながら撮る事を心がけるようにしています。

この時は確か半ば腹這いになって撮影した記憶があります。

カワトンボ君の場合、自分よりも高い位置にいる、または大きなもの、大きな影などには離れていてもすぐ反応をしますが、意外と自分の目の高さよりも低い位置となるとあまり反応をしない様な感じもします。

そう言ったところからも、全ての生きものたちに共通する事ですが、出来るだけ低く、また小さく見える様に、ゆっくりと近付くと言う事が基本となってくる様に思っております。

それでも失敗することがその殆どを占めますが、近づける成功率が普通に近付くときよりも高いと言う事は間違いのないことです。

また、使用をしているカメラ、レンズを考えてみますとおっしゃる通りですね。
うちの場合、同じ大きさに出てくるように撮影するためには貴殿が撮影する場合よりも更に被写体に近付かないとならないと言う事になりますね。

ベニシジミ君とヒメウラナミジャノメ君、ここでは通期にわたって、大変に多くの個体数がいますので、撮影する機会も自ずと多くなります。

ただ、ハリカメムシ君は通期見られるとは言っても、個体数的にそれほど多くいるわけでもないために、撮る機会も数えるほどでもあります。

ヒシバッタ君に至っては大変に小さいですし、草地の地面にいる事が多いですから、良く見ないとわからないと言うこともあって、撮影する機会が少ないと言う状況です。

ヒシバッタ君の場合、個体数は結構いると思うのですが・・・。

コマバムツホシヒラタアブ君、こちらは今回初めてあった種類でした。
アカハネムシ君に関しても初めてでしたが、こちらは大変に似たような種類もいて、当時は誰なのか大変に迷った記憶があります。

2種類のハチ君の1種は未だに不明の状態ですが、ニホンカブラハバチ君はどちらかと言いますと普通に見られる種類ではないかと思います。

ただ、このニホンカブラハバチ君も大変に小さい上に似た種類も多くいますので、注意が必要ではないかと思います。

ご丁寧にご覧下さり、色々とありがとうございます。
  1. 2009/10/23(金) 15:36:45 |
  2. URL |
  3. よしの88 #a0J2.lfM
  4. [ 編集 ]

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Author:よしの88
東京都目黒区在住
昼夜・休みと関係のない不規則な仕事の合間に時間を見付けては、あちこち撮影に歩いています。

写真は駆け出しの素人写真ばかりですが、どうぞ、ごゆっくりと。
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