昆虫道傳説

色々なところで出会った昆虫類を紹介していきます。

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奥多摩の昆虫類(蛾類編・その3)

奥多摩の昆虫類(蛾類編その2)に引き続き、その3です。

同じく、仕事場周辺の惣岳渓谷桧村橋付近にて撮影した蛾類をあげていきます。

撮影機材は仕事中である事から、全てコンパクトデジカメでの撮影です。中にはやむを得ず、不鮮明な写真を掲載している場合もありますが、自分自身の記録としてと言う意味合いからも画質にこだわることなく、掲載をしています。

*誤って種を判断している場合も多々あると思います。
 その時はご教示を頂ければ大変に幸いに思います。


●No.9

20141116_i06.jpg

ウスキクロテンヒメシャク 君。20mm~26mm程度
シャクガ科(Geometridae) ヒメシャク亜科(Sterrhinae)

撮影データ
日時:2014年9月3日 09:45頃
場所:惣岳渓谷桧村橋付近、国道411号沿い車両駐車スペースのクズさんの葉上、静止。

この系統もほんの少しの違いで別種となる場合があり、似た種類も数種類(マエキヒメシャク君やヤスジマルバヒメシャク君など)いる様で、注意が必要です。
何度となく類似種も含め、照らし合わせ、同種としました。

以前にも何度となく会っている種類ではありますが、さすがに細かい部分まで良く見ないと撮影時に種までは確実には判断できません。




●No.10 【初めて会う種類】

20141116_i07.jpg


不明種、最初はマメドクガ君かと思っていたのですが、どうも違和感あり、良くわからなくなってしまいました。
その他にもヒトリガ科かもとも思って調べるも該当種なし。一応不明種としておきます。

*2014年11月23日 追記
カマフリンガ 君と判明しました。 35mm程度
コブガ科(Nolidae) リンガ亜科(Chloephorinae)


それにしても、全くもって聞いたことも、想像も付かないお名前です。
No.20 の種を調べている時に見た事があるような気がする個体の写真があり、照らし合わせてみたら、そうだったと言うあんばいです。

撮影データ
日時:2014年9月3日 09:50頃
場所:惣岳渓谷桧村橋付近欄干脇のバス停付近のクズさんの葉上、静止。




●No.11 【初めて会う種類】

20141116_i08.jpg


ヒメキホソバ 君です。22mm~26mm程度
ヒトリガ科(Arctiidae) コケガ亜科(Lithosiinae)

撮影データ
日時:2014年9月3日 09:50頃
場所:惣岳渓谷桧村橋付近の国道411号沿い、バス停~車両駐車スペース間のクズさんの葉上、静止。

ホソバ類の中では特徴的な紋様を持つ、同種だが、ホソバ類に行き着くまでが大変に時間が掛かりました。
ヒトリガ科と見当を付けて、調べるも、1回目は見落としていた様でわかりませんでした。
メイガ科かもなどとも思い、調べるも、今思えばいるはずもありません。
結局、何となく図鑑をぱらぱらとめくっていたら、目に付いたというのが本当のところです。
写真はこの写真を撮って、すぐに飛んで行ってしまい、複数枚を撮ることが出来ませんでしたので、不鮮明ではありますが、特徴はわかりますので、掲載しました。





●No.12 【初めて会う種類】

20141116_i09.jpg


シロテンツマキリアツバ 君です。30mm程度
ヤガ科(Noctuidae) シタバガ亜科(Catocalinae)

撮影データ
日時:2014年9月3日 10:00頃
場所:惣岳渓谷桧村橋、国道411号沿い、境生活館との中間地点付近、葉っぱ上、静止。

これが大変に苦労しました。
科の見当が付かず、片っ端から見比べていきました。
なかなか出て来ず、解明まで2時間半もかかってしまいました。




●No.13 【初めて会う種類】

20141116_i10.jpg


チャイロアツバ 君です。13~14mm程度
ヤガ科(Noctuidae) シタバガ亜科(Catocalinae)

撮影データ
日時:2014年9月3日 10:00頃
場所:惣岳渓谷桧村橋付近、国道411号沿いの駐車スペース、クズさんの葉上、静止。

このあたりの種も似たような感じの種類が大変に多く、調べるのに大変に手間取りました。
ヤガ科である事はほぼ間違いないと思っていましたので、その写真を片っ端から見比べました。
チャイロアツバ君は1回目は漏れてしまい、2回目に調べたときにようやくこれだと思いました。
写真で下向きになって写っているのも調べが遅くなった、また見落とした原因でもありました。


その3ではこの5種です。
まだまだ未解明種は山積みです。
次回のその4でも5種を目標にアップしたいと思います。



<参考文献>
全国農村教育協会「昆虫探検図鑑1600」
講談社「日本産蛾類大図鑑」
学研「日本産蛾類標準図鑑」Ⅰ~Ⅳ巻
保育社「原色日本蛾類図鑑」上・下
保育社「原色日本蛾類幼虫図鑑」全2巻
北隆館「原色昆虫大図鑑」Ⅰ蝶・蛾編
学研「日本産幼虫図鑑」
北隆館「害虫・益虫生態図鑑」
文一総合出版「イモムシハンドブック」1~3
東海大学出版会「日本の鱗翅類―系統と多様性」
谷田昌也「六虫会と中国地方の蛾類」
むし社「世界のカトカラ」
六本脚「花を訪れる蛾たち 知られざる姿を求めて」
「日本産蛾類大図鑑以後の追加種と学名の変更(第2版)(Post-MJ Edition 2)」
「日本産蛾類大図鑑以後の追加種と学名の変更(第2版)(追録1)」
北海道大学出版会「札幌の昆虫」











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  1. 2014/11/18(火) 21:45:03|
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